支援に関する民間資格はたくさんあります。
ただ、「不登校」や「ひきこもり」や「発達」と単独ワードの入った資格は、
体系的に学んでいるのかどうかはわかりません。
(少なくとも、発達検査や心理検査などの解釈までは踏み込んでいないと思います。)
私は駒大の心理学科出身ではありますが、正直、大学時代に学んだ心理学の知識は役に立っているか?
…と聞かれれば、「役に立っていない」と即答ができます。
それよりも、現在の仕事を始めてから、
・精神医学、心理や特別支援教育の学会での専門的な学び
・対応に応じて専門知識(論文や専門書)を個人的に習得
・研究会や討議会などでの話合い
・中学受験、名古屋大学医学部の再受験時に、地方国立大学医学部合格範囲内だった勉強経験
など、実体験を通した試行錯誤から学んだ経験の方が、はるかに役に立っています。
支援を受ける上で、資格だけで考えた場合、医師、臨床心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士など、
体系的に学んでいなければ取得ができない資格を有しているかどうかですし、
それよりも大切なのは、支援者がどのような繋がりをもって対応を行っているか、
他組織と連携体制を組む力を持っているかです。
単独で支援や対応を行っていても、何の改善を目指しているのかはわかりませんし、
独善的な対応になっている可能性も考えられます。
発達や不登校の対応は、単独で解決できる問題ではありませんし、
端的にゴールを設定するとなると、社会で生きる力が身に着けられるかどうかです。
この中に、勉強や学力もカテゴリ化されているのだと思います。
当校は、医師、臨床心理士、公認心理士、教職員経験者(学校長含)、行政などと直接的に繋がりがあり、
必要に応じでネットワーク構築ができますので、万全の態勢で介入を行うことが可能です。
ぜひ、何かお困りごとがありましたら、ご相談を頂けると嬉しく思います。
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