当校は、津市をはじめとして、
桑名、四日市、鈴鹿、松阪、伊勢、名張など、三重県内、
愛知県や奈良県など、県外への対応もあります。
勉強面や発達を起点とした、苦手の改善対応の生徒も居ますが、
大多数が不登校に関しての対応であり介入支援です。
不登校対応の本質は「社会に出る為にどうするか?」だと考えています。
その為、「進路」を中心軸に添えて、医療機関、学校や行政と連携を行いながら、
確実性を持った改善を進めるようにしています。
不登校の領域は「学校に行かない」「学校以外の選択肢」との方針も見受けられますが、
「社会に出る力との関連性」を考える場所が少ないように思います。
「居場所づくり」「嫌がる事をさせない」は、一過的な点としての対応としては良いのかもしれませんが、
人生は、点の集合体である線です。線を作る意識のない対応は線が形成されません。
「居るだけ」「好きな事だけ」で、将来、きちんとお金が稼げるのであれば問題はないのですが、
療育手帳や障害者手帳などが貰える状況でないのだとすれば、
何かしらの「労働」を行う必要が出てくるように思います。
その段階で「働く力」が無ければどうなるのか…おのずと分かる話です。
「不登校」は、「学校に行かない」との単純な問題ではありません。
何かしらを要因として、「学校に不適応感」を抱えてしまっている状態です。
不適応感が「社会」ではなく、「学校」の段階で食い止める必要があるように感じています。
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